VoidModeは、PCを個人の作業端末として利用する状態から、Hermes AgentやLM StudioなどのAPIサーバーとして利用する状態へスムーズに移行させるためのツールです。サーバーモード移行時に視覚的なノイズ(ライティング)を排除し、ディスプレイの電源をオフにし、音声をミュートすることで、静音かつ省電力なサーバー環境を構築します。
- アプリ自動起動: サーバーモード移行時に、指定したアプリケーション(LM Studio, Hermes Agentなど)を自動的に起動します。
- ライティング消灯 (プロファイル連携): 黒いフルスクリーンウィンドウを最前面に維持することで、ライティングソフト(Chroma, iCUE等)の「アプリ別プロファイル」機能をトリガーし、ライティングを消灯させます。
- ディスプレイ電源オフ: Win32 APIを使用してモニターの電源信号をオフにします。
- オーディオミュート: システム音量を一時的にミュートし、通常モード復帰時に元のレベルに復元します。
- スリープ防止: VoidMode中だけPCの自動スリープを防ぎ、LLM/APIサーバーとして動作し続けられるようにします。
- プロセス自動終了: 通常モードへの復帰時に、サーバーモードで起動したアプリケーションを自動的に強制終了させることができます。
- 簡単復帰: マウス移動やキー入力を検知すると案内が表示され、
Escキーと確認ダイアログで簡単に通常モードへ戻ることができます。
最新のリリースからインストーラーをダウンロードしてください。 インストーラーのexeファイルをダブルクリックして、画面にしたがって進めるとインストールが完了します。
インストーラーは管理者権限(UAC)を要求します。64bit Windows では、既定のインストール先は以下です。
C:\Program Files\VoidMode
VoidMode自体が直接ハードウェアを制御するのではなく、 「VoidModeが最前面にいる時に、ライティングソフト側で消灯プロファイルを適用する」 という仕組みを利用しています。そのため、以下の事前設定が必要です。
- ライティング制御ソフトで「すべてのLEDをオフにする」というプロファイルを作成します。
- そのプロファイルを、
VoidMode.exeが起動・フォーカスされている時に有効になるよう紐付けます。
実行ファイルのパスは、C:\Program Files\VoidMode\VoidMode.exeになります。
Corsair iCUE の設定方法
- iCUEを開き、新しいプロファイルを作成します。
- そのプロファイル内で、すべてのデバイスのライティングを「オフ」に設定します。
- 「プロファイル」設定から、この消灯プロファイルを
VoidMode.exeにリンクさせます。- 実行ファイルのパスは、
C:\Program Files\VoidMode\VoidMode.exeになります。
- 実行ファイルのパスは、
Razer Chroma (Synapse) の設定方法
- Razer Synapseを開き、「プロファイル」タブから新しいプロファイルを作成します。
- 「クイックエフェクト」などでライティングをすべてオフにするか、静止色で黒(または暗い色)に設定します。
- 「リンクされたゲーム」セクションで
VoidMode.exeを追加し、作成した消灯プロファイルを紐付けます。- リンクされたゲームセクションの追加ボタンを押した際にVoidModeが見つからない場合には右上の「参照」をクリックしてVoidModeのexeファイルを追加してください。
- 実行ファイルのパスは、
C:\Program Files\VoidMode\VoidMode.exeになります。
アプリケーションをインストールすると、通常は C:\Program Files\VoidMode にインストールされます。起動すると、まず設定画面が開きます。
ユーザー設定は、インストール先ではなく %LOCALAPPDATA%\VoidMode\config.json に保存されます。通常は C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\VoidMode\config.json です。
- Startup Applications: サーバーモード移行時に起動したい
.exeファイルのパスを追加してください。 - Features:
Enable Black Screen: 全画面黒色ウィンドウを表示します(ライティング消灯に必要)。Enable Display Off: モニターの電源をオフにします。Enable Audio Mute: 音声をミュートにします。Prevent PC sleep while in VoidMode: VoidMode中だけPCの自動スリープを防ぎます。Windowsの電源プラン自体は変更しません。Auto-Kill Startup Apps on Exit: 復帰時に起動したアプリを自動的に終了します。
設定ファイルとログはユーザーごとの以下の場所に保存されます。
- 設定:
%LOCALAPPDATA%\VoidMode\config.json - ログ:
%LOCALAPPDATA%\VoidMode\logs\voidmode.log
「Enter VoidMode」ボタンをクリックすると、設定に基づいた処理が実行され、サーバーモードに移行します。以下のような真っ黒な画面となり、対応するディスプレイではディスプレイ自体の電源が切れます。
- マウスをクリックするか、キーボードのキーを押します。
- 画面に「Escキーで通常モードに復帰します」というメッセージが表示されます。
Escキーを押すと確認ダイアログが表示されるので、「はい」を選択してください。
- 言語: C# (.NET 10)
- UIフレームワーク: WPF (Windows Presentation Foundation)
- 主要ライブラリ:
NAudio: Windowsオーディオ制御Newtonsoft.Json: 設定ファイルの管理Win32 API (PInvoke): ディスプレイ電源制御およびウィンドウ管理
このソフトウェアはMITライセンスの下で頒布します。




